ショートインターバル
今週の土曜練習会のテーマは「心肺機能を高めて、スピードも磨く!」となります。秋のマラソンやロードレースで良い走りをするためには、夏前までに「心肺の器」を広げておくことがとっても大切です。今回はその土台作りとなる、スピードと心肺に刺激を入れる練習を行います!☆練習メニュー
- 300m × 10本 × 2セット
- リカバリー30秒
- セット間2分
設定ペースですが、自分の5000mPB更新ペース(VO2MAX)~現状の5000mレースペース(CV)が目安になります。「VO2MAX」や「CV」といった難しそうな言葉を使っていますが、以下のように考えてもらえばOKです!
- VO2MAX領域
ちょっと息が上がるけど、がんばれば続けられるギリギリのスピード(レース後半のしんどさを想定) - CVペース(クリティカルベロシティ)
自分が気持ちよく追い込める、長く走れるギリギリの速さと考えてもらえればOK!
☆練習目的
- 苦しくなった時にフォームを維持する集中力
- 心肺機能の底上げ
- 秋以降のマラソン練習で"効く"スタミナの器作り!
300mという短さなので、少しの我慢でなんとか踏ん張れます。ただし、フォームが崩れてきたら、無理せずセットの途中で休むのもOKです。「良いフォームで、しっかり動けるペース」が今回のポイントです!
秋に強くなるための“準備期”の練習として、今回のようなスピード刺激はとても大切。 VO2MAX100%で最後までいける自信がない方は、7~8割で気持ちよく集中して走るか本数を減らすのもありです。
☆ビギナー組
ビギナー組の方は、コーチと一緒にゆっくりと走り慣れる事から始めます。一般組の方とは別メニューで無理なく走り切れるようにコーチがペースメイクを致します。できましたら、ビギナー組への参加の際には事前に下記の代表・事務局の森長までご連絡ください。土曜練習会4月のテーマ
'25年4月のテーマは『スピード強化 ~筋出力と心肺機能向上~』です。この時期は気温が上昇し、冬とは違った練習が求められますので、テーマに合わせて効率よく走力を伸ばしていきましょう。☆4月の意識するポイント
- VDOT表を参考にして現状を把握
- 何が足りないか把握して練習計画を立てましょう
- 普段のジョグは大切に
年間を通した練習計画のポイント
秋冬のマラソンに向けて、3月のリフレッシュ期間を終えた今こそスピード強化に移行するタイミングです。毎週の距離走だけでなく、シーズンごとに異なるポイント練習を取り入れることが重要になります。上記のVDOT表を参考にしながら自身の現在地を確認してみましょう。"目標のフルマラソンタイムに必要なスピード能力を把握し、不足があれば強化する" "スピード能力が足りている場合は、ランニングエコノミー向上(※これが特に重要!)、LT向上、エネルギー代謝能力向上に取り組む" など意識してみましょう。